今回は個人的に新しい機材を導入したので紹介してみたいと思います!
今回は ZOOM G6 !!
費用対効果で考えると今本気でおすすめできる機材じゃないかと思っているのでG6を紹介していきます!
- 動画目次
- 0:00 Opening
- 0:45 動画の概要
- 1:50 ZOOM G6サウンドチェック
- 3:21 作成したサウンドの中身
- 8:12 ZOOM G6仕様と特徴
- 12:04 ZOOM G6を導入した理由と使い道
- 15:11 まとめ
ZOOM G6
発売から少し経っているので今更感もあるかもしれませんが、これが少し前からむちゃくちゃ気になっていたんです。
ギターエフェクツプロセッサーとかアンププロセッサーとかいうんですかね。
大きなカテゴライズで言えばマルチエフェクターなのかな?
エフェクターだけじゃなくてアンプとかキャビネットまでもリアルに再現する機器です。
このG6は、フラッグシップモデル11のひとつ小さいモデルです。

ディテールとか細かい仕様なんかは後にして、取り合えず良さそうな音を作ってみたのでギター弾いて、G6のクオリティの高さの話をさせていただき、そのあとに仕様とか、アンプ実機・コンパクトエフェクター派の中前がなぜ今になってこういったデジタル機器を導入したのか?
どういった場面で使用するのか?について話してみたいと思います。
という事で、G6弾いていきましょう!
G6サウンドチェック
開封してサクサクッと音を作ってみました。
操作性も簡単でマニュアルなしで音作りで着ました。
デジタル製品が苦手な自分でも感動するくらい簡単にいじれたので、みなさんならもっと簡単に使いこなせると思います。
今回組んだサウンドはメタルやラウドロックに良く合いそうなハードなディストーシンサウンドを作ってみました。
是非うえの動画で 1:50 からのサウンドをチックしてみて下さい。
倍音成分をたっぷり含んだ歪、コードの分離もよく、マルチエフェクターなどのデジタル機器でありがちなチリチリ感や音の薄さも感じられずかなりイイ音してます!!
作成したパッチの中を見ていきましょう。
作成したサウンドの中身

動画内で弾いていたサウンドのパッチを出してみました。
何が入っていたか見ていきたいと思います。
まず真ん中にある”KRAMPUS”
これがアンプになってます。
みなさんが知ってるF社とかM社とかの有名アンプもたくさんモデリングされてるんですが、”KRAMPUS”はZOOMオリジナルのアンプになっています。
これがアンプヘッドなので鳴らすためのキャビが必要ですよね。
今回はキャビネットではなくてIRを使っています。
(IR = インパルス・レスポンス)
IRを使う事によってかなり生々しいサウンドになりデジタル臭さがかなり取れます。
その後ろの青と緑のペダルはディレイとリバーブになります。
次にアンプの前には”TS DRIVE”、TS系ODですね。
その左側が”BLACK WAH”、これはワウペダルです。
そして紫色のノイズゲート。
これがないと結構シュワーってノイズが入っちゃいますね。
そして”FX LOOP”
G6は手持ちのエフェクターをFX LOOPに繋いで使用することができるので、ループの部分にDegitechの”drop”というチューニングを下げるためのエフェクターを入れています。
今やってるFlickDownってプロジェクトだとDropA#などのDropチューニングもあるので、すぐに使えるようにdropを入れてます。

PLAY MODE

G6の左上部には”PLAY MODE”というフットスイッチがあります。
これを押していくと Effectboard→Bank/Patch→Memory→Looper という具合に使用するMODEが切り替わっていきます。
よくあるページをめくってMODEを切り替える、という操作をせずにここでMODE切り替えができるのはすごく便利ですよね!
MODEの中で自分が良く使ってるのはEffectboardのModeです。
Effectboardモードは先で紹介したパッチの中から4つのエフェクターを選び、1~4の各フットスイッチにアサインすることができます。
1~4のフットスイッチがすべてオフの状態だと、アンプ・IR・リバーブ・ノイズゲートのみがオンのサウンドが出ます。
ここにEffect3を入れるとTS系のODがオンになり音がプッシュされます。
次にEffect4を押すとディレイがオンに、加えてEffect2にワウペダルをアサインしてます。
ワウは右側のペダルを踏みこめば通常のワウペダルと同じ感覚で使用できます。
またワウのかかり具合やカーブなども調整可能です。
ワウペダルは大好きなエフェクターなので必須でアサインしています。
最後にEffect1にはFX Loopに入れてあるDropをアサイン。
FX Loopのペダルを使えるようにアサインしています。
各音色は動画内で演奏しているので動画も併せてご覧ください。
ZOOM G6仕様と特徴
いかがでしたでしょうか?
これが大体39600円なんだけど、この価格帯でこの音!が使えるって…
凄い時代になりましたよね!
次に仕様・特徴と見ていきましょう。
このG6、ほんとに約39600円とは思えない凄い機能・技術が詰め込まれてるので中前が「お!これはすごい!」と思ったものをピックアップしてお伝えしていきたいと思います。
1.フラッグシップ機『G11』と同等の最新エフェクトプロセッシング技術
冒頭でG11のひとつ小さいモデルだよ、って話したんですが小さくなっても入ってる技術は同じなので出てくるサウンドは同じという事です。
モデルが小さくなって値段も安くなるとサウンドも変わってしまう、という事も多々あると思うんですが、G6の場合はフラッグシップと同じ音が出せる訳です。
2.16種類の定番アンプモデル+6種類の新開発ZOOMオリジナルアンプモデル
当然ながらM社やF社をはじめ、みんなが知ってるような有名なアンプモデルが終結してます。
そしてさっきも弾いたんですがZOOMオリジナルのアンプモデルがかなりイイ音してます。
またアンプだけじゃなくTS系をはじめ定番エフェクターもちゃんと入ってます。
3.22種類のキャビネットモデルに加え、70個のIRデータをプリセット
今は当たり前になってきましたがIRが使えるのは大事ですよね。
例えばラインでレコーディングする、とかG6から直でヘッドフォン繋いで練習する時とかはかなり重宝します。
簡単に言うとアンプキャビネットを使わないなんかは、IR使うとかなり生々しいアンプサウンドになりますからね。
4.最大7エフェクト+1アンプモデルの同時使用が可能
これだけあれば十分ですよね。
オーバードライブ、ブースター、ディレイ、リバーブ、コーラス、ノイズゲート、これだけ入れても6つですからね。
いい機能が多すぎて全部紹介すると長くなっちゃうのであと1つだけ聞いてもらってもいいですか?
5.スワイプやドラッグ&ドロップ操作が可能な4.3インチ・タッチスクリーン
4.3インチのカラータッチスクリーンを搭載してるので、ドラッグ、ドロップ、スワイプといったスマホ感覚の操作で直感的に音作りができるんです!
最近少しずつタッチパネル搭載の機器って増えてますが、G6のこの価格帯、39600円でこれができるってすごいですよね!
こういうデジタル機器ってアンプを選ぶ為にツマミをまわしてページめくって確定ボタン押して、
次にエフェクターを選ぶ為にツマミをまわしてページめくって確定ボタン押してって…..
一昔前に比べたらかなり操作性はいいし簡単にはなってますが、タッチで出来るに越したことないですよね!
マジで便利です!
では、次にアンプ実機・エフェクターのコンパクト派の中前がなぜ今になってこういったデジタル機器を導入したのか?
どういった場面で使用するのか?について話してみたいと思います。
ZOOM G6を導入した理由と使い道

最初にZOOMのGシリーズを知ったのは、2021年にライブでご一緒したギタリストの小林信一さんがG11を使ってた時でした。
その時に物凄く良い音でていたのが衝撃的で、後日「ZOOMを紹介してください!」と小林さんに頼み込んで担当の方とご縁をいただくことができました。
正直な話をするとこういったデジタル機器って苦手なんです。
音を作って保存、バンクを切り替えてうんぬんかんぬん…
ツマミと出てる音が一致してないじゃないですか。
当たり前なんですけどね。
ツマミが10だったら10の音が出て欲しいタイプの人間です。
だからアンプも実機だしエフェクターもいまだにコンパクト派です。
じゃあなぜG6?って思いますよね。
さっき話したように音が良くなってアタッチパネルになって操作性があがって、というのもあるんですが
自分的には使う場所によってG6が凄く有利になるんじゃないかと考えて導入しました。
使う場所というのは「配信」です。
2021年のこの時代、オンライン配信でギターを弾く事がとても多くなりました。
オンラインでのライブ配信始め、オンラインサロンやサロンメンバーとのオンライン飲み会、
先日から始まった初心者特化型のレッスン配信などなど、結構弾く機会が増えています。
今まではアンプとコンパクトエフェクターを使ってやってましたが、普段使う時の配線と配信の時の配線、
レコーディング用の配線、と毎回繋ぎ変えをしなくてはいけなかったんです。
手間もかかるし配線を間違えて音が出ないというトラブルになったり。
結構あったのが配信直前になって音が鳴らないとか。
トラブルも多かったんです。
あと配線が多くなるからなのかノイズも多くなるし、足元の配線がくしゃくしゃになっていたのも嫌でした。
そのせいなのかノイズも結構気になってましたね。
それがG6になればアンプもIR機器もエフェクターも不要になるからかなりすっきりした配線にできます。
トラブル解消になりますよね。
あと生のライブだとやっぱアンプから出る音圧が欲しい!ってギタリストなら誰しも思ういますよね。
でも配信の場合は音圧とかはあまり関係がないですし、ラインの環境でいい音をだすことが最需要事項です。
そう考えるとG6はかなり有効なんじゃないかと考え導入となりました。
他にはライブの時のバックアップ用と考えてます。
実機は持っていくんだけどチューブが飛んだとか、エフェクターが壊れたとか、
そんな時に良い音が出せません、というのはNGなので、いつでも安定した音が出せるG6を持って行っておいて
備え付けのアンプのリターンに繋げばいい音でライブができますよね。
こんな感じでG6を使っていこうと考えています。
まとめ
ということで、G6のサウンドチェック、機能紹介、中前の使い道、をご紹介しました。
みなさんの環境づくりの参考になれば幸いです。
メーカーのリンクは下に貼っておくので気になった方は一度チェックしてみてください。
ZOOM
撮影使用機材
ギター CombatGuitars LPtype
シールド Ex-pro FA
シールド Ex-pro FL
オーディオインターフェイス Stainberg UR44C
カメラ Sony Vlogcam zv1