どうもこんにちは中前議晴です!
今回は改めてShriekODを紹介させていただこうかと思います!
このペダル本当に優秀でアンプの様な抜けの良いナチュラルな歪みと、スタックアンプのような厚みのある歪を生み出す事がき
さらに!
ブルースからHRまで網羅するゲイン幅を持ったオーバードライブペダルとなっています。
もしかしかしたら知てっる!とか、使ってる!っていってくださる方もいらっしゃるかもしれませんが、このShriekOD、僭越ながら2019年に自分がプロデュースさせていただいたエフェクターとなります。
制作メーカーさんからお話をいただいた当初は自分の「プロデュースで大丈夫…?」という感じだったのですが、サウンド・外観共に最高の物に仕上げていただくことができました。
その陰で、ありがたい事にこれまでに100台に迫る販売台数となり多くの方に使用していただいています。
そんなShriekODの良さを今回改めて紹介していきたいと思います。
0:00 OpeningTalk
0:38 ShriekODの紹介
1:35 ShriekOD サウンドチェック w/LPtype
4:52 Gain/Toneの効き方
9:26 ShriekOD サウンドチェック w/STtype
11:36 ShriekOD 仕様と特徴
12:44 まとめ
ShriekOD サウンドチェック w/LPtype
サウンドチェックの環境は ギター → shriekOD → アンプ って具合になっています。
ギターはいつもお世話になっているCombatGuitarsのLPtype、ハムバッカーPUでのサウンドチェックです。シングルコイルPUは後半でサウンドチェックしていきます。
ShriekODがOFF、アンプだけだと軽いクランチくらいにしてあります。
強く弾くと少し歪む感じです。
ここにShriekODをON!
このギャリっとしたバイト感にたっぷりの倍音成分。
高音弦がキラキラッとでてきます。
この手のサウンドは弾いてて楽しいですよね。
あと音が太い!
太いんだけどだまになってないというか、丸くてこもっちゃう感じではなく、太さの中にもエッジが効いてる音です。
コードの分離感もいいのでsus4とかの飾りつけの音も埋もれることなくしっかり抜けてきます。
他にも適度なコンプレッション感があるのも操作しやすくていいですね。
コンプレッション感っがあるって言うと嫌がる人もいるんですが、これくらい適度にコンプレッション感がないと弾きにくくてしょうがないんです。
それをコントロールするのがギタリストだろ!って言われてしまいそうですが、適度にコンプレッション感があった方がハードロックとか激しい音楽をやるには絶対良いと思います。
自分はメインで使っているアンプ、Magnatoneを歪ませておいて、ShriekODで足りない歪を補うという具合に使用しています。
Gainの効き方

次に各ノブの効き方を試していきましょう。
まずはGainから。
ツマミはミニマム、ゼロで弾くと クリーンブースターって感じです。
歪むというより押し出しが強くなり音が太く強化されるイメージです。
ブルースとかいなたい音楽もいけますね。
クリーンブースターとしても優秀です。
少しGainをあげてみましょう。
ツマミを8時くらいにセット。
これくらいになるとクラッシックロックが出来そうな歪になります。
AC/DCなんかを弾くとバッチリハマって気持ちいです!
12時を超えてくるとハードな面が顔を出してきます。
でもこれだけ歪んでもローノイズなんですよね。
これもShriekの特徴です。
もっと上げて3時まであげます。
ここまでくるとディストーションかと思うくらい歪むんですが、歪みかたがやはりODです。
ODのテイストで深く歪ませたい人は絶対おすすめです!
Toneの効き方
お次はTone。
回しながら効き具合を確かめていくとわかりやすいのですが、ゼロにしても音がこもりすぎる事もなくフルにしても耳に痛くない効き方。
3時くらいまでに一段階大きな音の変化があり、その後12時まではなだらかに可変していき、12時を過ぎたあたりからまた大きく変化がある感じですね。
環境にもよりますが、自分は上げ目の1時~2時くらいで使うのが多いです。
バンドやオケなどのアンサンブルの中で演奏する時は、少しキンとするくらいにハイが出てないと自分の音が埋もれてしまうのでこれくらい上がってる方が良いですね。
ShriekOD サウンドチェック w/STtype
せっかくなのでストラトでも弾いておきましょう。
ストラトでもしっかりと深いGainを得ることができるので”ストラトに持ち替えたら歪が足らない”という事はなさそうです。
そしてシングルピックアップなので芯のある骨太トーン!
ゲイン絞ると最近アニソンとかボカロとかでよくあるかき鳴らし系にも合いそうです。
テレキャスとかで弾いたらジャキっと歯切れよくなってさらに気持ちいいかもしれません。
もう少し絞るとブルースもOKですね。
SRV的なテキサスブルースによく合いそうです。
外観・仕様
外観と仕様を観ていきたいと思います。
ShriekODはエフェクターでは見かけることの少ないマジョーラカラーを採用しています。
光の加減で緑から紫色に変化するのでとても美しいですね。
操作性を考えてVol. ・Tone・Gainのシンプルなノブ構成になってます。
沢山ツマミが付いてるとより詰めた音作りができるんですが、その分操作が複雑になり、セッティングを出すのに時間が掛かってしまったりします。
ライブなどの現場で、すぐに位置を作らなくてはいけない場面でサクッと音を作れるようにスウィートスポットも広くとってあるので、とりあえず繋げば及第点の80点の音は出ます。
そこからShrieの3つのノブと、使用するアンプのEQなどで100点に詰めていく感じです。
仕様としては、
■オーディオグレードパーツの中から選び抜いたハイクォリティーパーツを使用
■国産最高級無鉛銀ハンダを使ったポイントトゥポイントで、基盤を使わず、すべてビルダーの手作業で一つ一つ組み上げ
■トゥルーバイパス構造採用
これらのお陰でローノイズながらハイの音ヌケが好く、音痩せの無い「艶と芯」のあるサウンドに仕上がっています。
そしてコンパクトエフェクターに起こりがちな音質劣化を最大限軽減できています。
目指したサウンドとしては、アンプの様な抜けの良いナチュラルな歪みと、スタックアンプのような厚みのある歪をコンセプトとして誕生しました。
一番のこだわりはゲインの幅で、動画内でも聞いていただけるように、クリーンブースターからゲインがかなり高めのサウンドまで網羅できるようにしてあります。
ブルースからハードロックまでこれ一台でいけちゃいます!
これ一台あれば殆どのジャンルに対応できるくらいの幅広いサウンドメイキングが可能になっています。
まとめ
今回は自分が愛用しているShriekODをご紹介しました。
こんなエフェクターもあるんだよ!って事を少しでも多くの方に知っていただけたら嬉しいです。
冒頭でもお話ししたの」ですが、ありがたい事にこれまでに100台に迫る販売台数となり多くの方に使用していただくことができています。
一台一台手作業で制作する為、受注生産となってしまいますが、メーカーのリンクは下に貼っておくので興味を持ってくれた方は是非チェックしてみてください。
次回はよりハイゲインで5150的なアグレッシブな歪を生み出す兄弟機、AlvainDistを紹介しようと思っているので次回もご覧いただけたら嬉しいです。
それではまた次回!
最後までご覧いただきありがとうございました。
撮影使用機材
ギター CombatGuitars LPtype
エフェクター Shriek Overdrive
シールド Ex-pro FA
シールド Ex-pro FL
アンププロセッサー ZOOM G6
オーディオインターフェイス Stainberg UR44C
カメラ Sony Vlogcam zv1