ギター

PRS SE 9万円台で手に入る満足感と購入前に知っておきたい事実│PaulReedSmith

どうもこんにちは中前議晴です。

今回はうちにやってきて2年経ったPRS SE、
2年使ってみた感想と少し気になる点について話していきたいと思います。

これからSEを購入される方は後から後悔することが無いように、事前に知っておいた方が良いと思います。

それではPRS SEを2年使った感想行ってみましょう!

Paul Reed Smith SE

まずうちにあるPRSは2019年10月購入です。

SE Custom 24 Roasted Maple Limitedってやつです。

ネックがローステッドメイプルになってますが、
SEシリーズです。

PaulReedSmith SE CUSTOM24 ROASTED MAPLE LIMITED CHARCOAL BURST(CA) ギグバック付き


後から所有機の画像も出しますが、これのTrampas Greenというカラーを使っています。

この個体は、ボトムズアップさんが選定してきたギターで
同じシリーズの中でも群を抜いて木目が美しい個体でした。

流石ボトムズアップさんっ!!

PRSってミレニアムのギターって感じですよね。

カルロスサンタナをはじめ、いろんなジャンルで活躍してるギターなんですが、
自分の中ではヘヴィロックとかミクスチャーロックの人が多く使って、
PRSが日本で広まってきたイメージですね。

当時だとLinkinParkとかLimpBizkit、Sevendust、、Nickelback、POD、
CREED、上げたらきりがないくらい多くのギタリストが使ってましたよね。

あの辺がドンズバ世代でよく聞いていたからってのもあると思いますが
PRS+MesaBoogieって印象です。

今でこそCombatでギターはお世話になってますが、
自分も20代前半までで3本のPRSのお世話になってました。

その辺の思い出話は長くなりそうなので
機会があれば配信か何かでしたいと思います。

話を本題に戻して、このSEを丸2年使ってみてのレビューをしていきましょう!

PRS SEの良いところ

本家に負けないサウンド

ヘヴィに歪ませるディストーションサウンドの時は良く使ってますね。

自分の中でさっき上げたようなハードなバンドのイメージが強いからってのも
あるかもしれないけど、PRSって昔からヘヴィサウンドと相性がいい気がするんですよね。

フロントPUの甘い音とかクリーントーンも綺麗なんだけど、ディストーションとか
ドロップチューニングでかなり使えるサウンドです。

PRSのPUが優秀なのかな?って思ってます。

これはSEじゃなくて20代前半の頃に、USA製を使ってるときから思っていて、
このSEを手に入れた時も同じ印象でした。

だからSEでもハードなディストーションサウンドは得意ですよね。

このSEって10万円いかないくらいで手に入ったはずなんですよね。
それでも良い音してますよね。

ブラインドテストしたら意外とわかんないかもしれないですよ?

美しさ

あといいところを挙げていくと、見た目。

さっきも少し話しましたが綺麗ですよね。

SEが出始めた当初はカラーが木目なしのべた塗りだったり、
インレイがドットだったり、うん廉価版だよね!って感じでしたが、

今のSEシリーズは木目も美しいし、バードインレイ入ってるし
USA製に見た目がかなり似てますよね。

ヘッドのSEって文字を隠しておいたら気づかないんじゃなないですか?

それくらい綺麗ですよね。

USA製もバードインレイになると値段が上がる価格設定だったので
バードインレイは憧れでしたね!

それが9万円位で手に入るのはすごい時代になりましたね。

サウンドバリエーション

あとはコイルタップですね。

疑似的にはなってしまいますが、シングルPUっぽい音が出せるのは便利ですよね。

1本しかギターは買えないけどハムとシングル両方使いたい人には便利ですよね。

PRS SEの気になるところ

この販売価格でこれだけいいところがあれば全然買いだと思います。

実際自分も使ってますしね。

ここからは、全然買いのギターなんだけど、後から知ってこんなはずじゃなかった
ってならない為に知っておいて欲しい事を挙げていきたいと思います。

チューニング精度

まずデフォルトのペグだとチューニングが安定しずらいです。

価格が価格なので、高額なパーツは使えないのは仕方がない事なんですが、
やっぱりギターってチューニングって凄く大事じゃないですか。

なのでこのSEは購入時に、ボトムズアップさんと相談のうえ、
GOTOHのマグナムロックに変えてもらいました。

これですね。

ここは後から交換することを前提として購入するといいのかな、と思います。

また、自分が購入した後にはPaulReedSmith純正でも
アフターパーツとしてPRS SE用ロッキングチューナーが発売されています。

PRSがこれを発売するという事は、もしかしたらSEのチューニング精度に
疑問をいだくユーザーが多かったのかもしれませんね。

色が変わる

あとこれは知ってる方も多いと思うんですが、
PRSのギターは全般的に塗料のせいで色抜けが激しいです。

このギターも元の色はこれなんです。

2019年10月 購入当初


今はこれ

2022年2月現在


だいぶ薄くなったし黄ばみが出てますよね。

黄ばみというか元の木の色がでてます。

カラーにもよりますがシースルーカラーは
こういった色の退色が早く黄色みががってきます。

PRSは木目を綺麗にだすための塗装の方法をしているんですけど、
綺麗なんだけど退色が早いという諸刃の刃的な塗装です。

なので数年使って「あれ?こんな色だったっけ?」
ってなる可能性はあります。

リフィニッシュ不可

そして最後です。

色の塗りなおしができません。

塗りなおし自体はできますが、塗り直しすると木目がなくなります。

通常フレイムメイプルトップって言うと、厚みが5mmくらいあるメイプルの板を
トップに貼るんですが、SEの場合は木目のないプレーンのメイプルを貼って、
その上に薄ーいメイプルを貼ってあるんですよね。

メイプルを薄く削いで使っているから、1枚の材から沢山のギターが作れるわけです。

そして、ギターの塗りなおしをする時は塗装と一緒に
数ミリボディトップも削って下地処理をするんですよね。

その時に薄いメイプルが全部削られちゃうみたいですね。

なので塗りなおすときれいな木目が無くなっちゃいます。

色の退色が激しい
でも塗り直しができない

これは購入前に知っておいた方が良いと思います。

という事で2年使ってみた感想と、これからSEを購入される方は
事前に知っておいて欲しい事について話してみました。

それではまた次回!!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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