ギターレッスン動画

ZakkWyldeから盗め!ピッキングハーモニクスを確実に鳴らす為の3つのポイントとギターの音作り

どうもこんにちは中前議晴です。

今回のテーマはピッキングハーモニクスです!
曲中にこれが決まるとかっこいいですよね。

でも確実にキメるのが難しいテクニックでもあります。

今回は右手のアップもご覧いただきながら、ピッキングハーモニクスの原理から始めて、おすすめの練習環境、ピッキングの角度や力加減など細かく解説していこうと思います。

ピッキングハーモニクス苦手なんだよな、って方は是非参考にしてみて下さい。

0:00 Opening
0:38 ピックハーモニクスはこんな技
2:04 ピックハーモニクスの原理
2:52 練習時の音作り
3:51 ピッキングハーモニクスのやり方
6:19 3つのポイント
8:39 まとめ

ピッキングハーモニクスとは?

今回はギター初心者の方でもわかるように、ピッキングハーモニクスとは?
という所から説明していきたいと思います。

ピッキングハーモニクスはコーとかキーンと言う音のするテクニックです。

自分は凄く大好きなテクニックなので実際の曲中でよく使うのですが、自分のバンドプロジェクトFlickDownのChangeという曲、2:13秒あたりからのCメロではこんな感じにピッキングハーモニクスを使ってます。

ピッキングハーモニクスがあるとインパクトが全然違いますよね。

これはフレットの上で出すナチュラルハーモニクスとはまた別のテクニックになります。

原理

ではこのピッキングハーモニクスはどうやっているのか?

例えば6弦3フレット、この音を鳴らして、振動している弦を右手の指先で軽く触れてみましょう。

そうするとキーンって音が出ますよね。
これがピッキングハーモニクスの原理です。

振動している弦に軽く触れると音が変わるんですね。

ピタッと触ってしまうと弦の振動が止まって音が止まってしまうので触るのは軽くです。
軽く触れてすぐ離すイメージだといいと思います。

これを右手でピッキングすると同時にやっているのがピッキングハーモニクスです。

お勧めの練習環境

原理が分かったところで実践といきたいのですが、その前に練習環境を整えましょう。

まずアンプは必ず使いましょう!

エレキギターの練習は普段からアンプを使ってやって欲しいのですが、ピッキングハーモニクスの場合は特に必要となります。

生音だとピッキングハーモニクスができているのか判断がつきにくいのです。

そして、アンプはこれでもかってくらい歪ませましょう

歪ませすぎると音が細くなったり、ピッキングのニュアンスがでにくくなったり、ノイズが増えたりするので
通常歪ませすぎは良くないんですが、ピッキングハーモニクスの練習をする時は激歪で始めるといいです。

歪んでいる方がピッキングハーモニクスは出やすいので、激歪で感覚をつかんで任意の音に変えていくのがお勧めです。

今回の撮影では最近お気に入りのZOOM G6を使用し、歪はFX Loopに繋いだAlvineDistortionを使用しました。

ピッキングハーモニクス3つのポイント

前置きが長くなりましたが実際にやっていきましょう。
ピッキングハーモニクスも出やすいフレットというものがあるので、今回は6弦3フレットでやっていきましょう。

さっき弾いた弦を指先で触ってハーモニクスを出しましたよね。
この動きをピックを持ってる親指でやります。

弦をピックではじいて、それと同時に親指の画像の辺りで軽く弦に触れます。

弦を弾く → 親指で軽く触れる

これを一瞬でやるとピッキングハーモニクスが出来上がります。

どうですか?
ピッキングハーモニクスは鳴りましたか?

原理や、やり方が分かっていても鳴らないという方も多いんじゃないかと思います。

簡単にやってるように見えて意外と難しいんですよね。

でも今からお話しするコツを踏まえて練習すればできるようになるので一緒にやっていきましょう!

Point1

ピックを持つ親指を少し曲げる

画像のような感じですね。

親指を曲げるとピックが前傾すると思います。
すると弦に対してピックの進入角度が縦に近くなります。

また、親指を曲げると自然と手首が上側に曲がってくるはずです。

この親指を曲げて手首が上に待った角度で弦を弾くと、弦が親指に当たりやすくなります。

Point2

いつもよりピックを強めに持つ


普段は手首を柔らかくしてぴっくんぐやストロークを行う為にピックは緩く持ってると思うのですが、ピッキングハーモニクスの時も緩く持ってしまうとピッキングした時に指の中でピックがぶれてしまいます。

ぶれると安定して弦に触れることができないので少し強めに握って下さい。

Point3

下の弦に押し付けるイメージでピッキング

この記事では例として6弦を弾いてるので、5弦にピックを押し付ける感じですね。
6弦のピッキングが終わったら5弦の上でピックが止まってる感覚です。

こうすることで毎回安定して、弾いた弦を指に触れさせることができます。

押し付けるように弾くので普段より少し強めのピッキングになります。

この3つを是非意識して試してみて下さい。

ピッキングハーモニクスが聴ける名盤

ピッキングハーモニクスの名手と言えばこの人しかいないでしょう!

ZakkWylde

自分はZakkWyldeのギターで、ピッキングハーモニクスの使いどころや、豪快なビブラートを加えたピッキングハーモニクスを練習しました。

曲もかっこいいので是非このアルバムを聴いてみて下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ピッキングハーモニクス鳴りましたか?

冒頭でも話したように、豪快なサウンドの割に繊細なテクニックなので難しいという方もいるかもしれませんが、弦を弾く力加減や、どれだけ弦に触れるのか?という所を試行錯誤し体に染み込ませていきましょう。

余談になってしまいますがこのピッキングハーモニクスにビブラートをプラスしてあげると
ZakkWyldeのような豪快なサウンドになってめちゃくちゃかっこいいです。

ピッキングハーモニクスができるようになったらビブラートもかけられるように練習してみて下さい。

という事で今回はピッキングハーモニクスをご紹介しました!
今回使用した機材などは下の概要欄に貼っておくので音作りの参考にしてみて下さい。

それではまた次回!!
最後までご覧いただきありがとうございました!

撮影使用機材

ギター CombatGuitars LPtype
エフェクター AlvineDistortion
シールド Ex-pro FA
シールド Ex-pro FL
アンププロセッサー ZOOM G6
オーディオインターフェイス Stainberg UR44C
カメラ Sony Vlogcam zv1

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