どうもこんにちは中前議晴です。
今回は指一本で弾き語りシリーズをご紹介していきたいと思います。
「指一本なんて(ヾノ・∀・`)ムリムリ」
はい、そうです。
指一本で押さえることの出来るコードもありますが、ずっと指一本しか使わないコード、って訳にもいかないですよね。
なので今回はあくまでも「ギター初心者の方の練習用」です。
弾き語りがしたくてギターを買って、コードを練習してるけどなかなか音が出なくて挫折しそう
こんな方に是非試して頂きたい練習方法です。
ギターを始めたのであれば先ずは弾ける楽しみを知って欲しい!という思いから制作した練習となります。
動画での取り扱い曲は下記の2曲です。
- パプリカ 米津玄師
- 丸の内サディスティック 椎名林檎
※アコギで解説していますがエレキギターでも同じように練習していただけます
コードの省略化
この動画では何をやっているのかと言うと、「C」や「G」など曲中に登場するコードを省略化して弾いてみましょう!という事です。
どうやって省略化するのか?
コードの中で1番低い音だけをピックアップして演奏する
という事をやっていきます。
例えば「C」だとすると通常はこうやって押えるように書いてあると思います。

薬指・中指・人差し指の3本が必要で、何が難しいって下の弦に触れないように指を立てなくてはいけないんですよね。
これが難しい!
なので省略化していきます。
この押さえてる音の中で1番低い音を探します。
1番低い音は薬指で押さえている「5弦3フレット」ですよね。
なのでCは5弦3フレットを弾きます。
「え?こんなので大丈夫?」
って声が聞こえてきそうですが大丈夫です。
これはコードの中でルート(Root)と呼ばれる1番大事な音をピックアップしているんです。
バンドだとベースが担当している部分でもあります。
この省略化した押さえ方で弾いてもちゃんと曲になるし、指一本で弾いてるギターで歌も歌うことができます!
これなら簡単ですし「弾けた!」という達成感も得られるので楽しくギターを練習出来るのではないでしょうか。
どういう演奏になるのかはうえの動画を是非ご覧ください。
先ずはギターを楽しむこと
ついつい教則本などに書かれている「C」や「G」などといったコードから練習を始めてしまいがちですよね。
「C」や「G」というコードはよく初心者向けだとか簡単なコードなんて言われます。
ですが私は「CやGは他のコードと比べて比較的簡単」と言うだけであってギター初心者の方全員が簡単に引けるコードだとは思いません。
だってギター初心者にとって複数の指を使ってコードを押さえる事ってハードルが高いんです。
ギター講師として10年以上色んな生徒さんを見てきましたが、ギター初心者の方からすると弦1本押さえるのも苦労するんですよね。
「6弦3フレットを押えて弾いてみましょう」
ギター経験者の方からするとたわいも無いことですが、ギター初心者の方の場合は苦戦する方も多いです。
左手の押さえる位置を確認
→右手を目視してはじく弦を確認
→よし弾くぞ!って思ったら違う弦を弾いてしまった。
なんて経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなギター初心者が多い中、いきなり指を3本も使う「C」にチャレンジしたら苦戦するのは当たり前ですよね。
また私は20数年弾き続けてきた右利きでギターを弾く事に加えて、今は左手でギターを弾く練習もおこなっています。
そこで壁になったのがCコードでした。
Fコードが難しい、なんて言われることが多いですがFよりCの方が苦戦しました。
先ずはギターに慣れること
慣れてくるとギターの持ち方や上手な左手の使い方などが身についてきます。
今回ご紹介した「指一本で演奏する事」で楽しくギターと触れ合って頂いて、ギターを少しずつ理解していけばいいのではないかと思います。
それではまた次回!!
最後までご覧いただきありがとうございました!