どうもこんにちは中前議晴です。
今回は指板上に広がるフレットから、欲しい音を瞬時に見つけ出す方法ご紹介していきます。
音楽理論なしでも瞬時に曲に合った使える音を見つける方法は、こちらで紹介しているので併せてご覧ください。
さて、問題です!
- ギターを手に取って「ド」を弾くことが出来ますか?
- また「ド」を幾つ見つける事ができますか?
はい、この質問に答えられなかった方、ひとつしかドを見つけられなかった方、
今回の記事を読んで指板上に複数存在するドの音を見つけられるようになりましょう!
今回はドに限らず、指板上で自分が欲しいと思った音をすぐに見つけられるようになる、
4つの便利な法則をお伝えしていきます!
欲しい音をすぐに見つけられるメリット
欲しい音をすぐに見つけられるとどんないい事があるのか?
例えば、バンドで演奏していてメンバーからこう言われました。
「そのドの音、低くて埋もれちゃうから1オクターブ上のドに変えてくれる?」
あなたはすぐに対応できますか?
他にも同じ音を複数のポジションで見つけることが出来るということは、
複数のポジションで複数のコードを作ることが出来るという事に繋がります。
だからと言って、全てのドを暗記しなさいという訳ではありません。
そんな事していたら、レもミもファも暗記しなくてはいけないので大変です。
なので瞬時に見つけられる法則を使うんです。
法則1
まずはこの形を覚えましょう。

5弦が人差し指、3弦が小指がいいでしょう。
この形を押えた人差し指と小指、これはどちらも同じ音になっています。
例えば「ド」だとすると、5弦3フレットにドはあります。
なので5弦3フレットに人差し指をあわせて法則1の形を作ります。
小指は3弦の5フレットにきましたね。
これでもうひとつの「ド」が見つかりました。
この法則は人差し指が6弦or5弦にいる時に使用
法則2
次は法則1でみつけた3弦5フレットの「ド」から辿る方法です。

3弦が人差し指、1弦が小指がいいでしょう。
そうすると、3弦5フレットが人差し指、1弦8フレットが小指になりますよね。
この2つのポジションは「ド」です。
この法則は人差し指が4弦or3弦にいる時に使用
法則3
お次はこれ。

みなさん見落としがちなのですが、ギターのチューニングをする時に6弦と1弦は何の音に合わせますか?
レギュラーチューニングの場合、両方ともEですよね。
そうです、同じ音なんです。
であれば法則3でみつけた1弦8フレットの「ド」と、6弦8フレットは同じ音になりますよね。
これでまたひとつ同じ音を見つける事が出来ました。
ギターの6弦と1弦は同じ音
法則4
最後はこちら。

今度は2弦と5弦の法則です。
みなさんのよく知っている「Cコード」と似ていますね。
今回も今までと同じ「ド」を例に考えると、5弦3フレットにドがありましたね。
この法則を当てはめると、2弦1フレットを押さえることになります。
はい、これでまたドが見つかりました。
Cコードの薬指と人差し指は同じ音
以上4つの法則を組み合わせる事で、どこに同じ音があるのかを瞬時に辿ることができます。
とても便利ですよね!
是非みなさんもこの法則を使って、複数のポジションで同じ音やコードを弾けるようになってください!
以上、指板上から欲しい音を瞬時に見つけられる4つの法則でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!!