エフェクター

悪評も多いけど超名機! BOSS METAL ZONE MT-2 今弾くとどう感じる?

どうもこんにちは中前議晴です。

今回は久しぶりに段ボールから引っ張り出してきたコレ!

20世紀の名機BOSS METAL ZONE(メタルゾーン)MT-2!!

メタル好きなら誰もが手にしたことがあるディストーションエフェクターですね。

懐かしいですよね~

今回はこれを改めて弾いてみたいと思ってます。

色々と悪評も付きまとうメタルゾーンですが、技クラフトって名前で
自社モデファイ出しちゃうくらい未だに人気があるペダルです。

自分も10代の頃、友達のを借りて使ったことがありますが
当時は歪めばなんでもOKみたいなところもあったので
これ踏んでズクズクなディストーションサウンドが出た時は嬉しかったですねw

線が細い!音がチリチリする!ノイズが~!ニュアンスが~!

なんて言われてしまう事の多いメタルゾーンを今弾くとどんな感じなのか?
やはり使えない音なのか?

動画で色々と弄ってみました。

METAL ZONEのサウンド

どこまでも深く歪むディストーションサウンド!
そして剃刀のようにエッジーなサウンド!

これぞTHEメタルゾーンですよね。

おそらくメタルゾーンって言ったらこのエッジの効いた、
ディストーションサウンドを連想する人が多いんじゃないでしょうか?

パンテラとか弾けそうなサウンドですよね。

メタルゾーンは1991年に発売されてるみたいですが、
その時期ってパンテラの『カウボーイズ・フロム・ヘル』とかがヒットしてた時代。

もうこの辺の音楽を狙ってリリースしたんじゃないかと思えてきますよねw

自分がちゃんとギターを始めたのが多分2001だから…
10年前から存在することになるけど、
自分の時でもディストーションが欲しいって楽器屋さんで聞いたら
メタルゾーンを勧められましたからねw

それくらい歪ませるならメタルゾーンって事だったんでしょうねw

EQ

メタルゾーンのツマミはこれまで発売されていた
Vol,Gaine,Toneの3つのノブのエフェクターと異なり、
上下二段のツマミが採用されています。

左からLevel・次のツマミは下がLow、上がHighのEQ、
その隣は下がMiddeのフリークエンシー上がMiddle、
一番右がDist(Gain)となっています。

迷ってしまうのはフリークエンシーですよね。

フリークエンシーは周波数の事なので
Middleのツマミでどの周波数帯を調整するか?
ということですね。

フリークエンシーでどの帯域をいじるのか決めて
Middleのツマミでブースト/カットするイメージです。

メタルゾーンってEQの効きが無茶苦茶イイんですよね!
ちょっと触るとグワット音が変わるw

ある意味音作りしやすいかもしれません。

どんな歪ペダルでも同じですが歪ませすぎると線は細くなりますよね。
ゲインは9時~11時あたりで十分かもしれません。

それくらい歪みますw

あと高音を上げすぎると剃刀みたいになるので、
これがメタルゾーンの音が「線が細い」と言われてしまう要因かもしれないですね。

DistとHighは控えめにセッティングすると、
線が細い音を回避することがるので
この辺りが音作りの肝なのかもしれません。

総評

どんなアンプでもこのギャンギャンのディストーションサウンドのできるし
これがあれば歪が足りない!なんてことはないですよねw

ニュアンスがでないとか、どんな機材でもメタルゾーンの音になるってよく言われるけど、
この音が出なかったらメタルゾーンじゃないし、
ニュアンス重視のギタリストはわざわざこれを買わないと思うので
メタルゾーンにはこれでいいんです!

バンドで使うとなると他のメンバーとの音作りの絡みも出てくるから
動画内で作ったのサウンドで全部OKとは言えないけど、楽しいエフェクターだと思います。

1万円で買える名機だし、弄ったことない方は1台持っていてもいいんじゃないかと思います。
楽しいですよw

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