どうもこんにちは中前議晴です。
今回はブルースギターについてお話していきます!
ブルースはマイナーペンタトニックスケールを使えば演奏することができます。
なんてことが多くの教則本やネットには書かれています。
私もその通りだと思います。
しかし、スケールを覚えただけですとやはりブルースらしいフレーズを弾くのは難しいですよね。
ついつい音階の羅列になってしまったり、民謡や童謡のようになってしまったり…。
今回の記事はこんな方にお役立ていただける記事となっています。
- まずはブルースらしいソロを弾いてみたい
- マイナーペンタを覚えたけどブルースらしいソロが弾けない
- マイナーペンタでアドリブすると運指練習になってしまう
- マイナーペンタをどう使ったらいいのかわからない
こんなお悩みを解決する為に、今回はマイナーペンタトニックスケールを使用したフレーズ例を作成してみました。
ブルースと言うのはマイナーペンタスケールの形を覚えるだけではブルージィに弾くことは難しいんですよね。
いきなりアドリブへチャレンジするのではなく、ブルースらしい歌いまわしを知ることによって、アドリブで使える生きたフレーズが手に入ります。
まずはこのフレーズでマイナーペンタを使えばこんなブルースが弾けるんだ!と知っていただければ幸いです。
tab譜

スケールポジション
KeyはA7でのブルース進行。
今回のフレーズはブルース初心者の方でもコピーしやすい様に、音数も減らして作ってあります。
そして使うポジションもマイナーペンタを覚える時に一番初めに覚えるであろう、5フレットを中心としたAmペンタトニックスケールで構築してみました。

練習する時にはタブ譜の数字だけを追うのではなく、Amペンタトニックスケールに当てはまっているか?今はペンタのどの部分を弾いているのか?を考えながら弾くとより効果のある練習ができます。
ブルースらしい演奏をする為に
マイナーペンタトニックスケールを覚えたばかりの方ですと
- なんかブルースらしいソロが弾けない
- 自分が弾くとかっこよくならない
こんなことを思っている方がほとんどだと思います。
ですが物は使いようで、ちゃんと使ってあげれば今回のようなブルースらしいソロが弾けるんです。
ブルースらしいソロを弾くにはどうしたらいいのか?
それは、たくさんのブルースフレーズをコピーしてあなたの中にブルージィなフレーズを蓄積していってください。
コピーして沢山弾きこんであげてください。
そうすることによってフレーズはあなたの血肉となり、ブルースらしい歌いまわしでマイナーペンタトニックスケールを使用することができるようになります!
コピーのおすすめ
最後に、コピーって言われても何をコピーしたらいいの?
という方のために、ブルースギターの練習におすすめのCDを一枚ご紹介して今回は終わりにしたいと思います。
それはBBkingのLive at the Regalです。
これは名盤中の名盤ともいわれていますね。
BBkingはフレーズも速いものは少ないですし、コードを意識したフレージングや、弾くばかりではなく“間(ま)”をうまく使ったプレイがとてもうまく勉強になります。
ブルースギターを楽しむならコピーしておいて損はない1枚ですよ!
昔はタブ譜なんて売っていませんでしたが2014年に出版されていました。
耳コピが苦手な方はこちらも使うのも手ですね!