どうもこんにちは中前議晴です。
すでに公表した通り局所性ジストニアを患ってしまい、
ギターが思うように弾けなくなっている訳なんですが、
みなさん、お知らせ動画、SNS等での たくさんのコメントをいただきありがとうございます。
励ましのコメントなんかも多くとても励みになりました。
局所性ジストニアになってギターが弾きにくくなってしまった
それは凄く残念な事ですし、ならないに越したことはないです。
でもなってしまったものはどうしようもないですし、
考えようによってはいい事もあるんじゃないかと思っています。
なので今回は局所性ジストニアになって幸運だったことを6つ
お話ししてみようと思います。
あまり知られていない局所性ジストニアを広めることができる
みなさん局所性ジストニアって病気があるのを知ってましたか?
高校生の頃から20年以上ギターを弾き続けてきましたが
自分が患って初めてこの病気を知りました。
ギターを弾いていて患ってしまうものとしては
腱鞘炎やばね指、テニス肘なんかは有名ですよね。
少し前にスティーブ・ヴァイさんも腱鞘炎で手術してましたよね。
でも局所性ジストニアはギタリストやピアニストなど、有名な方も患っていたりするんですが
まだまだ世の中の認知度は低い病気だと思います。

この病気の怖いところは、一生懸命繰り返し練習すればするほど患う可能性がある、という事です。
なのでギターを弾いてる人みんなが患う可能性があるってことなんですよね。
局所性ジストニアにならない為に、
ひとつの事をずっとやり続けないとか、
ひとつだけに集中せず色んなフレーズを平行して練習するとか、
何かしらの対策が必要だと思います。
このことを少しでも多くの方に知っていただける機会を得ることができた、
という事はいい事なんじゃないかと思っています。
忘れてしまっていた初心者の気持ちが分かる

人間って自分ができるようになってしまうと
できなかった頃の事を忘れてしまうんですよね。
だから初心者に強く当たってしまったりマウントを取ってしまったり
知らないうちにやってしまってたって事もあると思うんですよね。
職業柄、ギター初心者の方と接する機会も多いので、
できない人の気持ちは分かっているつもりでしたが
自分が初心者の立場に立つとまた見え方が変わります。
自分が弾けなかった時期の事も思い出すことができるし、
ギターをある程度弾ける状態で体験する初心者の状態なので、
弾ける人と弾けない人の両方の立場から見ることができる。
これは大きな収穫じゃないかと思っています。
自分のやってきたレッスンが正しかったのか証明できる

これまで10年以上ギターレッスンを継続してきましたし、
YouTubeでも多くのレッスン動画を公開してきました。
こうすると上手くなるんじゃないか?
自分はこうしてきた
こういう方が多いから気を付けてね!
という視点でやってきました。
役に立ったとか、こういう情報が欲しかった、とか
喜んでもらえることもありますが
この情報ってギターが弾ける立場の人の目線の情報ですよね。
さっき話したように、出来なかったときの気持ちを忘れてしまっている可能性もあります。
そんな状態でやってきたレッスンやYouTubeの動画が、本当に正しかったのか?
効果があるのか?
疑問に思う部分も出てきます。
レフティへ切り替えていく練習は、自分で自分にレッスンをしていくようなものです。
自分のカリキュラムで練習をやっていくので
実際にやってみてどうなのか?を実際に体験することができますよね。
それによって、今までのレッスンや動画が正しかったのか?
が証明できるのではないかと思っています。
そして、もし間違っていたのであれば修正し、新しい情報を発信していけると考えています。
1つのフレーズ・曲をじっくり弾く楽しみがある
ギターを始めたばかりの頃って、1つのフレーズや1つの曲を1カ月かけて練習したり、
半年後のライブのためにセットリストの曲をずっと練習たり、
長い時間かけて同じ曲をじっくり弾きこむことが多いですよね。
だからなのか、高校生の時に覚えたリフとかは未だに覚えていたりします。
でもある程度弾けるようになってくると、
ちょっとコピーして、あぁこんな感じね!ってある程度弾けちゃうから
何カ月も弾きこむって事がなくなるんですよね。
だからすぐ忘れる。
先週弾いた曲ですらどんなフレーズだっけ?
みたいになることが多いです。
サポートの仕事をしていた時もそうでした。
2週間くらい前にセットリストを教えてもらってコピーして
ライブをやる
終わったらすぐ忘れる
また次のサポートの曲を覚えて、使ったら忘れる
また次の曲を覚えて、使ったら忘れる
この繰り返しでした。
なんかいいような悪いような、って感じですよね。
でもレフティで練習してる今は、そんなにすぐ弾けるようにならないから
じっくり時間をかけて好きな曲を弾くことができるので楽しんで練習してます。
10代からギターを始めなくてもギターは弾けると証明できる
これは凄く重要な事なんじゃないかと思ってます。
よく「大人になってから始めても上手くならない」
「やっぱ高校生くらいから始めないといけないいんだよ」っていいますよね?
いやいや、そんなことないですよ!
って言ってきましたが、自分は高校生からギターを弾いてしまってるので
全く説得力がないですよねw
あんたは高校生から弾いてんじゃん!
ってw
自分は今30代半ば、この歳からレフティでギターを練習して弾けるようになったら、
大人になってからでもギターは弾けるようになる!って証明になりませんか?
まったくギターを触ったことが無い人、ではないので少し立場とか状況は
違ってしまうかもしれませんが、レフティでギターを弾いたことは今までないので
そういった意味では、ギターを買ったばかりの方と大差ないかと思います。
なのでこれを証明するために、自分はレフティで弾けるようになります。
最近ギターを始めたばかりの方、自分もまだ同じような演奏レベルだと思います。
一緒に頑張っていきましょう!
経験者の方、近いうちに追いつくので追い越されないように逃げて下さい!
どんどん上手くなっていくのが楽しい

局所性ジストニアになって楽しいわけないないじゃないか!
そうではなくて
利き手、左手で弦を押さえる場合だと局所性ジストニアのせいで
弾けるはずフレーズが弾けない、とか
弾けば弾くほど悪化するから今以上の成長は見込めない訳なんですよね。
でもレフティならまだまだ伸びしろがあるし、最近は日に日に弾けることが増えてきました。
やっぱり人間って「できた!」っ体験すると楽しいしもっとやる気になるじゃないですか。
趣味でジムに週に4.5日いってるけど、今まであげられなかった重量をあげれると、
筋トレがもっと楽しくなるのと同じだと思います。
レフティなので思うように弾けないことばかりだけど、毎日楽しくギターと戯れてます。
局所性ジストニアになって思うように弾けなくなってしまった事は悪い出来事ではありますが、
なってしまったものはしょうがないですしね。
この事をどう考えるか?
で楽しくもなるんじゃないかと思います。
という事で、今回は局所性ジストニアになって幸運だったことを6つお話ししてみました。
それではまた次回!!
最後までご覧いただきありがとうございました!