ギターレッスン動画

高級ギターから始めるべき?低価格or高級 知っておきたいそれぞれのメリット

どうもこんにちは中前議晴です。

先日の記事で、初心者の方はどんなギターを買えばいいの?
という事でギター選びのポイントを4つご紹介しました。

ご覧いただけていない方はこちらから是非ご覧ください。

そして今回は値段についてです。
これもかなり大事な部分ですよね!

生徒さんやYouTubeなどのコメントでも質問が多く届きます。

「いくらぐらいのギターを買えばいいのでしょうか?」

今回は「初心者の方が購入するギターの値段」これについてお話していきたいと思います。

動画ではエレキギターで解説を行っていますが、アコースティックギターやベースギターの方も同じように考えられますので、参考にしていただければ幸いです。

ちなみに、私がギターを始めた20年前、最初に買ったギターは近所の楽器屋さんに吊るしてあったYAMAHAのパシフィカでした。

当時で2万9800円とか3万9800円くらいの価格だったと記憶しています。

A君「とりあえず安いギターから始めた方がいいよ!」
B君「いやいや、どうせ始めるなら高いほうがいいよ!」

このやり取りSNSでも良く見かけるやり取りです。

まず最初に結論を言っておきます。

  • 初心者だし安いギターからはじめる
  • 初心者だからこそ高いギターからはじめる

A君もB君も、どちらも正解です

これからそれぞれのメリットをあげていきますが、どちらも正解であるという事だけは頭に置いて読み進めてください。

1万円で買えるギターのメリット

①買いやすい

200年現在、各楽器メーカーや楽器店のプライベートブランドのより1万円ほどで購入できるギターも多くなりました。

ギターを始めたいと思ったら1万円で始められる、いい時代になりました!

学生さんに1万円は大金かもしれませんが、お小遣いをためれば何とかなりそうですよね。

また社会人の方も1万円くらいであれば、奥様にぶつぶつと文句を言われることなく買うことができるのではないでしょうか。

②リスクが少ない

頑張って何十万円のもするギターを買ったけど、挫折してしまった場合…

悲惨ですよね。

やっぱり自分にはギターはあってないや!
ギターより飲みに行っている方が楽しい!

こうなってしまう可能性だって0じゃないですよね。

でも1万円くらいであれば「まぁお試しとしてやれたし」と納得しやすいですよね。

③気兼ねなく弾きまくれる

高級ギターになると扱いも気を使います。

部屋が乾燥しすぎたり湿気が多すぎると、ギターは木でできているため悪影響です。

それにスタジオやライブでギターを持ち出した際も、盗難のリスクがあったりするので高級ギターを持ち出すのは大変と思う方もいるかもしれません。

その点1万円なら…

という考え方ができるのもこの価格帯のギターのいいところかもしれませんね。

高級ギターのメリット

次は高級ギターを見ていきましょう。

幾らからが高級なのか?

という定義も難しいところではありますが、今回は「初心者から見て」という事で10万円以上のギターと定義しておきましょう。

①挫折しにくい

1万円ギターと反対の事ですが、せっかく高いギターを買ったのだから心が折れそうになっても頑張れそうですよね。

ここで諦めてしまったらギターが無駄になる!って。

高級ギターは自分を追い込むという意味で効果を発揮してくれそうです。

②チューニング精度や音がいい

車でもバイクでもなんでも同じですが、高い物にはそれなりの理由があるはずですよね?

ギターも同じで高いなりの理由があります。

その一つは
使っている材やパーツのランクが違います。

例えば木材。

ボディーやネックに使用されている木材ですが、高級なギターになるとしっかり乾燥されていて質量があり、厳選された木材を使用している事が殆どです

そうする事によって音の伝達がよくなったり、ネックが反りにくくなったりします。

パーツも同じです。

チューニングを合わすペグも、しっかりとしたメーカーの個体が載せてあることが多いです。

その為チューニングも安定して安心して演奏することができます

1万円のギターにそんな高級なパーツを搭載したら赤字になってしまいますもんね。

当然と言えば当然です。

③作りがいい

ネックサイドの仕上げやフレットの仕上げ、ナットの溝など、職人の手作業で行われているものと、工業製品として大量生産されているものではやはり差が出ます。

そのため、「弾きやすい」というプレイアビリティに差も出てきます

当たり前ですが初心者なんだから弾きやすいギターの方が 弾きやすいし、上達しやすいに決まってますよね。

もちろん「安くても作りがいい」と言われるギターもありますが、それは「この価格帯の中では作りがいい」

という事です。

中前おすすめの価格帯

経済能力があり、ギターに使えるお金がたくさんある方は高級ギターから始めていただいても大いに結構です。

ただ一般的に新しい趣味にいきなり10万単位のお金を出すのはなかなか辛いですよね。

そこで私の場合は「5~6万円くらいで手に入るギター」このあたりの価格帯をおすすめすることが多いです。

この辺りであれば、初級者から中級者くらいになってもまだまだ使えるようなギターが手に入ります!

まとめ

以上、いくらくらいのギターを買えばいいのか?にお応えするために、

それぞれのメリットをまとめてみました。
デメリットはというと…

書き出したことの逆の事がデメリットですね。

1万円のギターにも高級ギターにもいいところはいっぱいあります。

購入する方の考え方次第でどちらがベストなのかは変わります。

なのでどちらも正解!

たまに1万円のギターを批判する人や、逆に高級ギターを批判する人がいますがギタリストにあるまじき行為です。

お互いを尊重しあい楽しいギターライフを送りましょう!

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