エフェクター

【AlvineDistortion】5150サウンドを生むハイゲイン ディストーションエフェクター

どうもこんにちは中前議晴です!
前回、2019年にプロデュースさせていただいたオーバードライブペダル「ShrikOD」を紹介させていただきました。

まだ見ていない方はリンクから記事に飛べるのでこの記事とあわせてみてみて下さい。

そして!
今回はShriekODの兄弟機となるディストーションペダル「AlvineDistortion」を紹介させていただこうかと思います!

一部のギタリストからは5150ライクな音が出ると言われているAlvineDistを弾いていきましょう!

0:00 Opening
0:49 動画の概要
1:33 AlvineDist サウンドチェック w/LPtype
4:44 AlvineDist Gain/Toneの効き方
8:38 AlvineDist 仕様と特徴
10:12 まとめ

前回の記事でご紹介したShriekOD、その後発機として発売されたのがこのAlvineDistとなります。

ShriekはODでしたが、Alvineはディストーションエフェクターとなります。

コンセプトはShriekと同じく「アンプの様な抜けの良いナチュラルな歪みと、スタックアンプのような厚みのある歪」

そしてハイゲインまで濁ることなく使えるディストーションペダルです。

メタルやラウドロックなど、いつも歪みを多くしてハイゲインで使う方には一度この音を聞いていただきたいと思っています。

いつもの様に、仕様や外観などは後から語るとして、先にサウンドチェックしていきましょう。

AlvineDist サウンドチェック w/LPtype

サウンドチェックの環境は ギター → shriekOD → アンプ って具合になっています。

AlvineがOFFだとMashall系のクリーンにしてあります。

ここにAlvineをON!!
全回のShriekと違ってこっちはディストーションなので、ディストーションらしいザラっとアグレッシブな歪み方をします。

ShriekODの方が滑らかに歪む印象で、かなり攻撃的なゴリっとしたサウンドです。

パワーどーどだけではなく、9th」などのテンションが入ったリフでもしっかり分離してくれるから安心して歪ませらることができます。

ディストーションって深い歪が得られるから楽しいのですが、出音が細くなってしまったり、チリチリした冷たいサウンドになりがちですがAlvineはそれがなく厚みが凄いです。

音の壁!って感じです。

先日B’z好きの機材マニアのギタリストさんに弾いてもらったら5150の音がするって褒めていただくことができました。

確かにこのゴリっとした塊で音が飛んでくるサウンドは5150に近い物があります。

以前はB’zの松本さんも5150を使用されていましたね。

クリーンアンプから激歪までもっていきたい時とか、メタルみたいにズクズク刻みたい時なんかは良くAlvineDistを使用しています。

あとはShriekODと同じく、ギター側のVol,変化への追従性も良くしてあります。

プレイスタイル的に、ライブとかではスイッチひとつでクリーン→ディストーションって切り替えるより
ギターのヴォリュームを使って段階的に歪ませたいんです。

例えばAメロとかはクリーンで弾いていてサビで歪ませる、ってことはよくあると思うんですが、
エフェクターのオンオフや、スイッチャーでの音色の切り替えだと、クリーン→歪が一瞬で切り替わっちゃいますよね。

それはそれでフットスイッチを踏むだけだから無茶苦茶便利なんですが、手元で音色の操作ができると

グオーって音量と共に歪みも上がってきて、曲が盛り上がってくる感を演出することができます。
これが結構大事なのっで手元のヴォリュームへ追従する歪って凄く大事にしてます。

Gain/Toneの効き方

次に各ノブの効き方を試していきましょう。

まずはGainから。

冒頭でもお話したんですが、このペダルはゲイン幅がかなり広いんです。

Gainのつまみをミニマムにするとクリーンに近いローゲインサウンドが可能となります。

そこからツマミを回していって9時を過ぎたあたりからぐっとGainが増してディストーションサウンドに変化していきます。

あれだけ歪むエフェクターであるにもかかわらず、絞ればオーバードライブペダルに近いローゲインな歪になりちょっとびっくりします。

これは凄いですよ。

Toneノブも回しながら弾いてみると、12の位置を基準に絞ると暗めのサウンド、開いていくとギャリっとしたテイストが顔を出してきます。

ここは好き嫌いが分かれるところですが、2時・3時を超えてくるとPanteraのような冷たい剃刀のような、金属のような歪を作ることも可能です。

仕様と特徴

外観と仕様を観ていきたいと思います。

AlvineDistは外観にもこだわっていて、パールホワイトに虹色のラメを散りばめています。
ラメに使っているフレークも、光の加減でキラキラするように粒の大きさをこだわっています。

施策の段階では世間で一般的によく使われている大きさのフレークを使ったんですが、粒が小さくてあまりキラキラしてくれなかったんです。

その為、わがままを言わせてもらって、大き目のフレークを用意していただきました。

見た目ってやっぱ大事ですからね!

お陰でキラキラした美しいエフェクターが完成しました。

AlvineDistもShriekODと同じく、操作性を考えてVol. ・Tone・Gainのシンプルなノブ構成になってます。
リハやステージも焦ることなくサクッと良い音が作れるようにシンプルにしてあります。

仕様としては、

■オーディオグレードパーツの中からビルダーが選び抜いたハイクォリティーパーツを使用
■国産最高級無鉛銀ハンダを使ったポイントトゥポイントで、基盤を使わず、すべてビルダーの手作業で一つ一つ組み上げ
■トゥルーバイパス構造採用

となってます。

これらのお陰でローノイズながらハイの音ヌケが好く、音痩せの無い「艶と芯」のあるサウンドに仕上がっています。
そしてコンパクトエフェクターに起こりがちな音質劣化を最大限軽減できています。

この辺は兄弟機なのでShriekODのいい部分を引き継いでる感じですね。

まとめ

今回は自分がプロデュースさせていただいたAlvineDistをご紹介しました!

こんなエフェクターもあるんだよ!
って事を少しでも多くの方に知っていただけたら嬉しいです。

一台一台手作業で制作する為、受注生産となってしまいますが、メーカーのリンクは下に貼っておくので
興味を持ってくれた方は是非チェックしてみてください。

撮影使用機材

ギター CombatGuitars LPtype
エフェクター AlvineDistortion
シールド Ex-pro FA
シールド Ex-pro FL
アンププロセッサー ZOOM G6
オーディオインターフェイス Stainberg UR44C
カメラ Sony Vlogcam zv1

スポンサーリンク