どうもこんにちは中前議晴です。
ブルースをやるにはますは理論を覚えなくちゃ!
スケースも勉強しなくちゃ!
って思いがちですがまずは楽しむことが大事!
スケールなんかは他の動画でも解説していきますから、
まずはブルースっぽいフレーズを弾いてブルースギターを体験してみましょう。
と言う事で今回は、たった3つのポジションで弾けるブルースのギターソロいってみましょう!
3つのポジションだけでも弾けちゃう
今回用意したフレーズはギター初心者の方でもとっつきやすい様に、音数が少なめになっています。
その数なんと4音!
4音でまともなギターソロなんて弾けるの?
と思っている方もいるかもしれませんね。
とりあえずこの動画でどんなフレーズなのかチェックしてみて下さい。
いかがでしょうか。
たった4音ですがしっかりとブルースらしいギターソロになっているのではないでしょうか。
タブ譜

スケールを無理に使用した例
スケールを知っている方ですと、良くも悪くもついつい知っているポジションをたくさん使いたくなってしまいこんな演奏になりがちです。
はじめにスケールを覚えてギターソロを弾いた人の例を動画にしてみたので下の動画をご覧ください。
いかがでしょうか。
これはみなさんが最初に覚えるであろうマイナーペンタトニックスケールと言うものを使用して弾いています.
ポジションもたくさん使っていて頑張って音数もたくさん弾いてますよね。
スケールも間違えずに使えています。
でもブルースらしいか?
と言われればちょっと違いますし、ギターソロとしてもかっこいいとは言いづらいですよね。
なんかペンタトニックスケールを上下してるだけのスケール練習みたいになってしまっています。
「フレーズが歌っていない」というやつですね。
そうなんです。
スケールだけ勉強して覚えていてもブルースは弾けないのです。
これはブルースに限ったことではありませんが、
- ブルースならブルースらしい歌いまわし
- へヴィーメタルならへヴィーメタルの歌いまわし
- ジャズならジャズらしい歌いまわし
を知らないと
○○らしいギターは弾けません。
なのでスケールに囚われるよりも先に、ブルースらしいフィーリングを身に付けるために
色んなフレーズを弾いてみると言うことが大切になってきます。
今回の4音でのフレーズでブルースらしい歌い回しが少しわかっていただけたのではないかと思います。
アナライズ
経験者の方のために少しだけフレーズの解説を入れておきます。
初心者の方はこのあたりの解説はさらっと聞き流してもらって大丈夫です。
今回のフレーズはKey=Aで演奏しています。
なので使えるスケールは何があるでしょう?
7thのブルースなのでAmペンタ、Amajペンタに加えて
ブルーノートと言われる音、またそれらを全てミックスした
ミックスペンタ(ブルースペンタ)が使用できます。
今回はそれら全てを使用したミックスペンタで弾いています。
また、5弦ルートのAmajペンタを中心にフレージングし、
近くにあるAmペンタの音を加えて弾くと言う事をしています。
このポジションはブルースギタリスト「BB King」がよく利用していたことから
「BB Box」と呼ばれたりもしますね。
※BBKingが良く使用していたBOXポジションの意。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。